第2回じゃんけん選抜、篠田麻里子がセンター


引用元:http://www.sanspo.com/geino/news/110920/gnj1109201849026-n1.htm

 ベンチメンバーが下克上を狙う魑魅魍魎・運の世界ジャンケン選抜で最年長の篠田麻里子が優勝というのは「あみだくじで政府から多額出資抽選やるわ!中小も参加OKな」→「あ、野村証券が勝っちゃった…」的なもの。これだから賽の目は面白い。
 篠田麻里子のたとえが、突出した歴史を持つ「三菱グループ」ではなく大正生まれの「野村グループ」であるのには理由がある。篠田麻里子は1期生ではない。そう、板野小嶋前田高橋と主要メンバーが並ぶエリート1期生ではない。1期生オーディションに落ち、AKB劇場のカフェ店員をやっていたらスカウトされた正しくは1.5期生である。彼女は「どんなにAKBが忙しかろうとカフェ店員時代の労働の方が辛かった」とその過去を振り返っている。大人気最年長メンバーがじゃんけん大会でセンターと一重に言っても、その経歴を思うと今回の結果は非常に「苦労の末の栄光」AKBスピリット的と言えると思う。万年選抜落ちにも関わらず、舞台上で「私はセンターを貴方から奪ってみせる」と大島優子に宣戦布告していた前回優勝者・内田眞由美のように。