2011年度BEST 【アニメ/国内外ドラマ/映画/本/漫画】
!!2011年度ベスト!!
-アニメ/ドラマ/映画/本/漫画
■アニメ:『輪るピングドラム』
圧巻。僕らはピングドラムを探し出す為に生きている。
■海外ドラマ:『デスパレートな妻たちシーズン6』
11話『時をかける妻たち(if...)』。「生き残った子、生き残れなかった子」それぞれのあるはずだった未来を描いた回。人生で最も「人間らしさ」を感じた作品の1つ。
■国内ドラマ:『それでも、生きてゆく』
8話の大竹しのぶの演技、見るべきでしょう。一貫して反省していない殺人鬼・風間俊介とその妹・満島ひかりが衝突する10話は、非常にやるせない。でも、それでも生きていくんだ。
映画:『トゥルー・グリッド』
「…俺も歳をとったもんだな」 コーエン兄弟のお伽話。ハリウッド最後の西部劇と評されてますが、最後になることは無いでしょう。この作品から生まれる西部劇が、きっとある。
■本:青野賢一『迷宮行き』
美しく繊細な文章で綴られた、青野賢一のナンバーワン作品集。自分のナンバーワンは青野さんのこれ。
■漫画:『大東京トイボックス』
漫画部門は非常に迷った。にも関わらず、「本当に涙を流した漫画はなんだ?」と考えたらすんなり決まりました。この一冊だけだったので。 天才的発明に、時代を創造するゲームに必要なただ1つのものが【魂】だったら、どうする?
今年はドラマを沢山見、エッセイをよく読んだ年でした。小説・映画は例年に比べるとあまり見てません。1部門1作品にしましたが、アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『魔法少女まどか☆マギカ』、書籍『デザインの骨格』『憂鬱でなければ、仕事じゃない』、漫画『RealClothes』『同窓会代行』なんかもとても良かった。明日も「人間らしさ」を描いた物語に出会えますように。触れる物語全て、人生で得たものすべてが自分に組込まれてきたと信じて。